東京都立高校入試問題出題傾向
都立高校の社会の入試問題出題傾向
社会:
(問題回答時間:50分 満点:100点)
都立高校の社会の入試問題の問題形式の傾向としては
大問が6つから構成されています。
大問1が地理、歴史、公民の3つの分野が混ざっている問題です。
大問2が世界地理。
大問3が日本地理。
大問4が歴史。
大問5が公民。
大問6が地理、歴史、公民の総合問題です。
この傾向は20年近く変わっていない傾向です。
今後も同じ構成で行く可能性が高いとされています。
大問1・・・
地理:地図記号や地形図の知識問題が増えてきています。
歴史:文章から出来事を読み取ってその場所を答える問題。
公民:基礎的な用語を書く問題。
大問2・・・
図や表、グラフなどの資料説明問題。
各国の気候、輸出入品などの特色を問う問題
大問3・・・
これも大問2と同じタイプの問題です。
日本版です。
大問4・・・
文章系の問題です。
時代順に並び替える問題が毎年出ます。
年表、地図、グラフ、図表などの問題も出ます。
大問5・・・
政治分野から2問
経済分野から2問
記号問題がそのうち3問で資料から記述する問題が1問の構成です。
大問6・・・
色々な資料を基にして回答する問題が多いです。
しっかりと内容を理解して考える力が必要になります。
回答の仕方は記述、並び替え、などあります。
都立高校の理科の入試問題出題傾向
理科:
(問題回答時間:50分 満点:100点)
都立高校の理科の入試問題の出題傾向としては
中学校の教科書レベルの問題が広い範囲で出題されます。
実は理科の平均点は毎年低めなのでしっかりと対策しましょう。
決して難しくないです。
全体的に表などを見てとく問題が多く出題されるので
このパターンの問題が苦手な人は必ずしっかりと対策をしてください。
都立の高校入試の理科の問題は
最初の小問2つに色んな範囲の問題が出題されます。
また問3〜6の問題で
地学、生物、物理、科学の各分野からバランスよく1題ずつ出題されます。
なのでどの分野に関してもまんべんなく勉強をすることが必要です。
その中でもよく出題される内容を下記分野ごとに紹介していきます。
受験対策に参考にしてください。
地学分野-
19年 天気
20年 地層
21年 天体
22年 天気
23年 地震
24年 天体
25年は天気?と思わなくもないですがこれだけで決め付けるのは怖いので
しっかり全体的に勉強をしてくださいね。
都立高校の国語の入試問題出題傾向
国語:
(問題回答時間:50分 満点:100点)
都立高校の国語の入試問題の出題傾向としては
中学校の教科書レベルの問題がまんべんなく出題されるという傾向です。
ただし、問題文が少し長めなのでいつもテストの時に
時間が足りなくなるという生徒は要注意です。
普段から総合問題を時間内に解くという練習をしておいたほうがいいでしょう。
都立の入試問題に関しては必ず漢字の書き取りと読みの問題が出題されます。
過去問の問題と同じ問題が出たこともあるのでしっかりと数年分の漢字の書き取りの勉強をしましょう。
基本的には小学校の高学年レベルから中3のレベルの漢字が出ます。
小説問題に関しては選択肢し問題が多いので
選択肢の問題を解くコツをしっかりとつかめる様に
類似問題でしっかりと練習をしてください。
もちろん、記述の問題もあるので偏った勉強は危険です。
論説文に関しては毎年作文問題が出ています。
練習を怠らない様に。
最後の古典問題ですが解釈文と一緒に出題されます。
都立高校の問題の出題傾向に大しての対策としては
都立高校の数学入試問題出題傾向
数学:
(問題回答時間:50分 満点:100点)
都立高校の数学の入試問題の出題傾向としては
色んな種類の問題が幅広く出題されるということです。
基礎をしっかり理解しておけば解ける問題が大半です。
ただし、数学的な考え方がわかっていないと
複合問題や初見のパターンの問題などは解けないのでそれをしっかりと養うことが大切です。
基本問題の難易度はそれほど高くないのでそこをしっかりと抑えることが
第一関門です。
基本問題は配点も非常に高いので確実に抑えてください。
逆に応用問題を解く自信がない生徒も基礎の問題だけでしっかりと得点することができるのが
都立の数学の傾向といえます。
計算問題と平面図形の基本問題は毎年出ています。
またここ数年では式の証明問題。関数の問題が確実に出ています。
線分の長さの問題なども出ていますので幅広い知識が必要です。
対策のやり方としては総合問題を解くということが非常に大切です。
直接的に出ない問題だったとしても数学的な考え方を養うことができるので
やっておくに越したことはないです。
ただ、実際数学で何点取りたいのか。取らなければいけないのか。
それによって大きく勉強のやり方が変わります。
都立高校の英語の出題傾向
英語:
(問題回答時間:50分 満点:100点)
東京都立の英語の入試問題の特徴的な傾向としては
550語以上の長い文の長文読解が出題されることです。
基本的に長文問題はこの文ともう2題出題される傾向にあります。
それではそれぞれの問題の傾向と対策について説明していきますね。
リスニングは必ず毎年出題されます。
リスニングの問題傾向としては選択問題と英文で答える問題が必ず出題されます。
次に長文読解ですが
基本的に長文読解でよく出る問題はほぼ全部出ます。
必ず長文問題にはなれておく様にしましょう。
英作文も必ず毎年出ます。
テーマが与えられていてそれについて回答をする問題が出ます。
総評:
東京都立の高校入試問題について必ずして欲しいこと。
東京都立高校入試問題出題傾向
東京都立の高校に限らずどの都道府県に関しても高校入試の過去問題を研究してその傾向に合わせて勉強をするということはとても大切です。
どの都道府県も出題傾向があります。
もちろん、傾向を無視して勉強をして成果を出せるほど実力があれば構いませんが、せっかく過去問題を手に入れることができるのでそれに合わせて勉強をすることが志望校合格に圧倒的に近道になります。